カテゴリ:スポーツ疾患

皆さんこんにちは!(^^)/

国府坂口鍼灸整骨院の山下です!

最近当院ではスポーツ外傷で来られる方が多いです。

今日はスポーツ外傷の中でも、「ジャンパー膝」という症状を見ていきたいと思います。

「ジャンパー膝」とは名前が示すごとく、バレーボールやバスケットボールなどでジャンプや着地動作を

頻繁に行ったり、サッカーのキック動作やダッシュなどの走る動作を繰り返したりするスポーツに

多くみられます。オーバーユースに起因する膝のスポーツ外傷です。

起こりうる原因としては、大腿四頭筋の柔軟性低下が要因の一つに挙げられます。

特に成長期の長身選手は、骨の成長に筋肉の成長が追い付かず、結果的に筋肉が硬い状態を招いた結果

その負担が末梢の膝蓋骨周辺に蓄積するために起こる慢性障害です。

メカニズムとしては、ジャンプやダッシュによる膝関節の屈伸運動を頻繁に、かつ長時間にわたって行う場合、

膝の伸びる仕組み(大腿四頭筋が引っ張られることで膝蓋骨、膝蓋腱、脛骨粗面にまで牽引力が加わる)に

過度な牽引力が繰り返し加わることで膝蓋骨周辺に微細損傷を引き起こします。

腱実質部に出血、浮腫、ムコイド変性、フィブリノイド変性などの変化をきたし、微小断裂や、完全断裂

にいたります。

初期の治療が早ければスポーツへの復帰も早くなります。
ぜひ心当たりのある方は坂口鍼灸整骨院まで!!

 

「診療時間」
平日  9:15〜12:00,15:30〜20:00
(一般の方は19:30 最終受付)
土曜  8:15〜17:30(昼休憩なし)
日曜・祝日  8:15〜12:00

※本記事は厚生労働省認可の国家資格:柔道整復師坂口充男が監修しています。